キャンプギアが好きで、ライトに使える湯沸かしセットを基本に、チタンマグカップやアルコールストーブを集めて楽しんでいます。
今回は、巷でも高評価のEVERNEW Ti 400FD Cupを基準に湯沸かしセットとしてスタッキングが出来るように道具を揃えてみました。
そして、湯沸かし実験の結果はいかに?
エバニュー400FDを買った理由
まず最初に、EVERNEW Ti 400FD Cupを選んだ理由から述べたいと思います。
最近は、ノーハンドルタイプがスタッキング界では流行っていますが、僕はあまり興味がありません。
それは、シリコンバンドやリフターが必要で、忘れ物をしてしまう自分の性格を考えると、絶対に無くしてしまうだろうなという事が想像できるからです。
更に、出掛けて使いたい時に忘れてきた、または何処かで失っているということに気付くと思います。
そういう自分の性格を考えた場合、やっぱりハンドル付きの Ti 400FD Cupを買っておく方が無難だと思いました。
ただ、このEVERNEW Ti 400FD Cupにスタッキング出来るシェラカップが有るという事をキャンプ系YouTuberの動画で教えてもらい、それなら買っちゃゃうかと手に入れてみたのがキッカケでした。
その小さなマグカップを使って、どこまで軽くなるのか、どこまで利便性を犠牲にせず快適に使えるのかを考えたりするのが楽しいのです。
ジョインター チタンシェラカップ深型250を買ったのは?
注文して届いて驚いたのが、両方ともビニール袋に入っただけの商品なんですね。
製品を入れる箱や巾着袋など無く、このまま届くとは思ってなかったので、ちょっと不安になります。
このジョイナーというメーカーは全く知りませんでした。
キャンプ系YouTuberの方がオススメされてたのもそのまま購入したのです。
Ti 400FD Cupにシンデレラフィットすると聞いたので、もうそれだけで欲しいってなりました。
そしてなぜカップ底面にヤマメの絵があるのかも知らずに書いました。
購入してから調べてみたのですが、なにやら渓流釣りをされグッズ販売などされてる方が、シェラカップまでも作っているらしいです。
ただ、一つ残念な事がありました。
火をかけたり使ってから判ったのですが、やっぱりこういう当たり傷がありました。
まさかこんな凹みがあるなんて思ってませんでしたから、普通に火にかけて使っていました。
今見たら、凹んでいるので、やっぱりビニール袋だけで商品管理しているメーカーのものはあまり信用出来ませんね。
もし、EVERNEW Ti 400FD Cupとのスタッキング目的で購入される場合は、届いてから重箱の隅まで調べ尽くすくらいの勢いで、商品チェックをして下さい。
使ってからでは返品出来ませんからね。
専用の風防五徳を作った
アルコールストーブのような火力の弱いシステムを使う時に、自分の中でのルールが存在しています。
それが、炎をなるべく外に逃さないという事です。
最近流行っているメッシュタイプの五徳では、メッシュの上に乗せるので、風が吹くと炎が風に揺られて燃焼効率が悪くなります。
アルコールストーブはご存知の通り、火を消さない限り途中でアルコール燃料を継ぎ足せません。
ウルトラライトを目指している方なら、アルコール燃料は使う分だけというある意味攻めたスタッキングを目指してしまいがちです。
自分も同じように、出来るだけ燃料をコントロールして使う分だけにしておきたいと思う派です。
ただ、ちょっとの余裕は欲しいというか不安なので多少予備は入れておきます。
そんな僕が作る理想の風防五徳は、出来るだけマグカップも風の影響が起こらなくしたいわけです。
それと、マグカップ、今回なら Ti 400FD Cupに全て収まるようにスタッキング出来る風防五徳にしたいのです。
なので、市販品を探しても売ってなくて、仕方なく自作で風防五徳を用意しています。
近くのホームセンターでステンレスの薄い板を買ってきて、 Ti 400FD Cupに収まる高さの幅でカットし、空気穴を穴あけパンチでポチポチ開けています。
そして、カップを乗せるための五徳になる部分は、ステンレスの2mmの針金を適当な長さにカットして、これもスタッキング出来るようにして作ってます。
作ってると言っても長さをカットした程度ですけれど。
なぜこのタイプのドリッパーが売ってないのか?
スタッキングで一番悩ますのがコーヒードリッパーでは無いでしょうか?
一般的なコーヒードリッパーは、スタッキングが出来ません。
なぜなら、カップよりも大きな径のベースを使うからです。
僕が作ってるコーヒードリッパーは、コーヒーを入れるカップに合わせてステンレスの針金で作っています。
今回なら、ジョインター チタンシェラカップ深型250に合わせた直径と高さです。
それでいて、コーヒーを淹れた時に、コーヒーに浸かってしまわない様にも工夫しています。
このようにペーパーフィルターを折り返す事が必要ですが、たったこれだけでコーヒーの粉を入れて湯を注いでも全く問題なく、ペーパーが千切れる事無くドリップする事が出来ます。
このタイプのドリッパーが無いのは、多分ですが、売れた場合の梱包や配送で利益が取れないからかもしれませんね。
この小さく軽いドリッパーですが、梱包が形を崩さないように箱が必要になります。
体積が大きくなるので、その分、送料も高くなると思います。
それを考えると、もっと改善させる必要がありますね。
このドリッパーを商品化して販売出来るように考えてみます。
まとめ
EVERNEW(エバニュー)Ti 400FD Cupとジョインター チタンシェラカップ深型250をスタッキングし、そこに自作風防五徳と自作アルストとアルコール燃料、コーヒードリッパーを入れる事が出来ました。
火力は弱いですが、自分の湯沸かしセットとしては最軽量です。
ただ、最軽量だけを突き詰めて、使い勝手は犠牲にしたくなかった。
なので、僕がTi 400FD Cupを使うならという前提でこのセットを組み立てています。
あとはビッグライターのミニが手に入れば、このセット一つと水を持って行くだけで外でも淹れたてのコーヒーが飲めるようになります。
重量は200グラムくらいなのですが、ビッグライターミニが手に入ったら、再度計算しなおして記事にしてみたと思います。
後は、これらをフィールドに持ち出して実際に外でコーヒーを淹れたいと思ってます。
ただ、今は8月なので、近くのバーベキュー場では暑すぎて行くのがためらわれます。
それまでの間、さらに使い勝手が良くなるように試行錯誤を繰り返して楽しんでいようと思います。
このほかにも、色々と軽量湯沸かしセットを作ってるので、記事にして行きます。
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