最近、α7IIIのレンズ選びにオールドレンズを手に入れ遊んでいます。
今までAPS-Cのα6600を使ってたので、レンズの焦点距離が変わるのが面倒でオールドレンズまでは気にも留めなかったのです。
しかし、α7IIIのフルサイズ一眼にした事によって、自宅にあったCanon 28mmF2.8のレンズをマウントアダプターを使って付けた所、これが面白い!
自分の世界が更に広がって結局オールドレンズ沼に片足突っ込んでしまいました。
まだ、Canonのレンズ3本のみですが、毎日楽しくレンズで遊んでます。
CanonのオールドれんずFD50mmF1.8を購入したものの
自宅にあったFD28mmF2.8だけでは飽き足らず、近くの中古カメラショップのカメラのキタムラさんに行った時に、偶然見つけたFD50mmF1,8でした。
これは先日の記事にも書きましたので詳細は割愛させて頂きます。
そこで、家に持って帰ってきて色々と撮影したくなるのですが、そこで若干問題点が出てきました。
レンズは綺麗で性能や製品としては全く問題ないのです。
ただ、自分の使い方でもうちょっと被写体に寄りたいと思った訳です。
これが、人を撮影するのであれば、あまり問題が無いのかもしれませんが、テーブルフォトとなると話は別になります。
もうちょっと寄りたい!
このあとチョット感が埋まらずにモヤモヤしていました。
FDレンズのマクロレンズが買わなくて良かった
そこで候補に上がって来たのがFD50mmF3,5でした。
しかし、FDレンズのマクロレンズのF値は3.5。
微妙に暗いかな?なんて思いまして、どうしようか、購入には躊躇していました。
そして自宅に戻りネットで検索。
何となく前知識も無いまま、最短撮影距離を調べたんですよね。
すると、レンズ自体の最短撮影距離はどうしようも無いとしても、ヘリコイド付きのマウントアダプターがある事を知りました。
「もしかして、このヘリコイド付きのマウントアダプターが手に入れば、F値3.5のレンズを買う必要がなくなるかも・・・」
と思いまして、Amazonで FDレンズ用のヘリコイド付きマウントアダプターを探しました。
ヘリコイド付きマウントアダプターが必要
今回Amazonで購入したヘリコイド付きマウントアダプターです。
Amazonでは3種類のマウントアダプターを見つけました。
1、4000円台の最安だったヘリコイド付きマウントアダプターは出荷が半月後。
2、6000円くらいのヘリコイド付きマウントアダプター
3、何やら上等なのか、14000円くらいのヘリコイド付きマウントアダプター。
そのうち購入したのは2の6000円くらいのマウントアダプターでしたが、購入に躊躇しました。
何故、購入するのに躊躇したかと言うと、商品説明に不信感があったからなんですよね。
Amazonでの商品説明としては上部の商品画像が複数枚登録してありますよね。
それ以外には文章による商品説明もあります。
一応、商品のタイトルでは「Eマウント用」と書いてあります。
しかし、商品画像の途中に説明を画像にしたものが差し込まれてるんですね。
それを読むと「本製品はAマウント用でマウント間違いによる返品は受け付けません」と書かれてたんです。
でも、商品タイトルや下部の商品説明欄には「Eマウント用」と書いてあるんです。
これ、迷いますよね。
どっちやねん!と。
人柱感覚で購入する事を決意!
もし、Aマウント用が来てしまったら、SNSなどで公開しようと考えていました。
ある意味、ネタが出来るかなと。
そんな意味も含めて買ってみる事にしたのでした。
実際に来てみると、説明欄の通りEマウントで使えました。
あの不安に感じてた、購入を躊躇する時間を返してほしい!
と不満はありますが、とにかくEマウント用なので気持ちを切り替えて手持ちのFD50mmF1.8に取り付けました。
この画像の通り、何の問題も無く簡単に取り付けられました。
あの商品画像の説明写真は何だったんだ・・・
Amazonの口コミ欄に書き込もうかと思ってます。
ヘリコイド付きマウントアダプターは、この様にカメラとレンズの間の距離をコントロールする事で最短撮影距離を変更する事が出来ます。
実際に使ってみると50ミリでマクロレンズ的な使い方が出来るので撮影の幅も広がります。
これ、買って良かったです。
テーブルフォトで席に着いたまま50ミリを使うなんて考えてもいませんでした。
ヘリコイド付きマウントアダプター様さまです。
F値1.8の背景ボケ感と玉ボケ。
新しい世界を見せてくれるこのFD50mmF1.8も使って行きたいです。
CanonのFLレンズには付かなかった
元々、本当はFL58mmF1.2に付けたかったんです。
このFL58mmF1.2の最短撮影距離が縮まると、レンズのゴーストやボケ感が更に面白さを加えてくれます。
ですが、やっぱりFLレンズのマウンター側の形がマウントアダプターと干渉して取り付けられませんでした。
これは、残念・・・
K&Cのマウントアダプターならネジ一本外すだけで FLレンズに付きましたが、このヘリコイド付きのマウントアダプターは形状から FLレンズには取り付けられませんでした。
これはこれで普通に使おうと。
なのでFD50mmF1.8の使い道をマクロレンズ的に使う専用にすれば良いかと考えました。
FD28mmF2.8も大満足!
ちなみに、FD28mmF2.8に付けると凄かったです。
ただでさえ、最短撮影距離が30センチなので割と寄れるんですが、あともう一歩って感じだったのです。
しかし、ヘリコイド付きマウントアダプターにすると、被写体がレンズにくっつく勢いで近くに寄れます。
そう、近づき過ぎて被写体にカメラやレンズの影が被さるんです。
寄り過ぎだろって。
それほど楽しめます。
ただ、28mmのレンズはオートフォーカスのTamron17-28mmF2.8DiIIIRXDを持ってます。
このTamron17-28mmF2.8DiIIIRXDはセミマクロなので結構寄れるんですね。
なので、わざわざマニュアルレンズでマクロしなくても良いかと思い、このFD28mmF2.8では使ってません。
オールドレンズのヘリコイドアダプターまとめ
今回、カフェで座席に着きながらヘリコイド付きマンウントアダプターを使う事でFD50mmF1.8を使って撮影出来ました。
本当にレンズも楽しい世界を教えてくれるのでカメラライフが楽しいです。
しかも、40年前のレンズが今蘇る!みたいな。
当時の技術者達の製品が時代を超えて使えるなんてロマン溢れます。
いつまでも大事に使って行きたいなと思います。
そして、メイドインジャパンの品質。
昭和という背景の世界に追いつけ追い越せと国民が沸いてた時代。
もう一度日本が輝けたらと熱望しています。
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