アクションカムDaping M80のPOVマウントを実現させるために、Amazonで評価の低い電動3軸ジンバルMOZA Mini-MIを購入していました。
僕はYouTubeでドリキンさんの動画をよく見ていて、どうしても京都の散歩動画を撮ってみたくなっりました。
そこでGoProとKarmaGripのコンビを考えたのですが、どうしても予算がオーバー。
動画初心者の自分がいきなり散歩動画に10万円は痛いと思い、iPhone7とスマホジンバルで動画を作っていこうとZhiyun Smooth4を購入。
サイドホイールの面白さに未来を予感しつつ使ってみたのですが、自分の撮影スタイルに合わずに使わなくなってしまいました。
(ジョイスティックが無い事と自撮りモードが無い)
そして満を持して購入したREMOVU K1。
手に入れて1週間で液晶が非表示になって使えなくなり、敢え無く返品。
コンセプトや一体型の使いやすさは未だに捨てがたい。
しかし日本製品の品質が当たり前になってる僕にとって、本当にガッカリの商品でした。
そして次に購入したのはスマホジンバルのMOZA Mini-MI。
これにiPhone7を付けて動画を撮影して楽しかったのですが、動画のデータ量が馬鹿にならず、自宅で使ってるWiMAXの3日で10ギガ制限がiCloudを経由し即日オーバー。
インターネットは激遅になるしMacBook Proの記憶容量もパンパンになるし・・・
そんなこんなで中華アクションカムに手を出したのです。
(本当はGoProが欲しかった・・・)
中華アクションカムの Daping M80の画質は思った程ではないにしろ、低予算でかなり遊べるので、これと3軸ジンバルのMOZA Mini-MIを使ってドリサンポスタイルのPOVマウントを実現しました。
アクションカムのPOVマウント方法
スマホジンバルにアクションカム Daping M80を乗せるためにスマホアダプターを購入。
一般的な取り付け方をするとジンバルヘッド部分から飛び出した所に来るので天地逆さにセッティング。
Daping M80への給電とマイク端子の変換アダプターを差し込む為にスマホアダプターの枠をグラインダーでガリガリ削りました。
更に外部マイク端子変換ジャックを結束バンドで止めるための穴を一つドリルで開けました。
そこにジンバルヘッド部分の給電用USBからmicroUSBへの短いケーブルを差します。
Daping M80のマイク端子はモノラル2.5ミリなのでステレオ3.5ミリへの変換プラグをセット。
これでDJIマイクを差して音質の向上を求めました。
これだけ削るのに割と時間がかかりました。
削るとアルミが熱くなるので注意して下さいね。
MOZA Mini-MIのヘッド部分から給電用のUSB端子があります。
このセッティングでアクションカムDaping M80に給電しながら撮影出来ます。
バッテリーの心配はほぼ無くなるので安心して動画撮影に集中出来ます。
スマホジンバルMOZA Mini-MIの電源を入れたら自動的にアクションカムDaping M80の電源が入ります。
後はDaping M80のシャッターボタンを押して録画開始です。
アクションカムDaping M80にバッテリーを入れてなくても撮影は出来るのですが、動画データの日付が毎回リセットされるので、Daping M80にはバッテリーを入れて使ってます。
そしてPOVマウントするためにPeek Designの製品をAmazonで探すと品薄なのか3万円程で出品されてたので無視。
他メーカーの低価格POVマウントをポチりました。
口コミで多少使いにくいとありましたが、そこは工夫でなんとかしようと思い使っています。
うん。確かに引っかかったりする気がする。
このような工夫をしてると時間を忘れるくらい没頭して非常に楽しかったものです。
ただ、買ってきて取り付けて終わりじゃ無い所が男心をくすぐるのでしょうか?
アクションカムPOVのままバイクにマウントしてみたら
歩き動画は勿論ですが、割と皆さんアクションカムを使ってバイクでの運転動画を作ってるんですね。
それを知って、僕も(原付ですが)やってみようとPOVマウントのまま(リュックを背負って)バイクに乗って走ってみました。
アクションカムに風を受けて変な方向に向くかもと思ってましたが、そんな事も無く割と普通に撮れてます。
しかし、この動画はスピードメーターが写ってしまってる事と(大人な事情)音声が風の音を拾って爆音になってますから見れたものではありませんでした。
一応、マイクはDJIマイクでもダメで、付属のピンマイクをヘルメットの中に仕込んでも同じような状態でした。
そうそう、SONYのイヤフォンマイクも試したのですが、それも同じように風の爆音でした。
ヘルメットにもっと工夫をするとかウインドジャマーを付ける事で風切り音対策が出来るのではと思ってます。
アクションカムのマウントを自作?
最終的に新しくリュックを買ってPOVマウントをし、 Daping M80とMOZA Mini-MIのセットで散歩動画を撮ってたのですが、色々と不具合が出て来るものです。
まず、マウントしている左肩が30分くらいで痛みが走ります。
重いのかな?
それから、マウントの場所を支点に歩くと揺れるんですよね。
その揺れをジンバルが拾ってくれないので、POVマウントのまま歩くと綺麗な動画が撮れませんでした。(この動画もお蔵入り)
そして結局、POVマウントでは折角のジンバルヌルヌル動画を期待してたのに劇揺れ動画になってしまったので、手で持って撮影する羽目になってしまいました。
これではPOVマウントの意味がないし、ドリキンさんのように散歩動画が撮れません。
なので、これならミラーレスで綺麗な Vlogを撮った方が良いのではと思うようになりました。
スマホジンバルは全部売って、α6500が欲しいなと。
そしてα6500にPOVマウントプレートを取り付けて動画を撮ったり手持ちで撮ったりする方が納得いく綺麗な動画が出来るのではと思うようになってきました。
アクションカムのPOVマウントまとめ
(鏡に写った状態を撮影したのでPOVマウントが右側に見えますが、実際は左側に付けてます)
今回、中華格安アクションカム Daping M80とスマホ電動3軸ジンバルMOZA Mini-MIでPOVマウントヌルヌル散歩動画を期待して試行錯誤してやってみましたが、納得いく動画にはなりませんでした。
もしかしたら、GoProとKarmagripなら綺麗でヌルヌルした散歩動画が撮れてたりして・・・
やっぱり本物の機材を使わないとダメだったのかなぁと思いました。
で最近、GoPro7が新登場したので、かなり気になります。
ジンバルも要らないほどの手ぶれ補正機能と音質の向上。
これはかなり気になります。
α6500も新機種の噂が出てますが、それよりもGoPro7が気になる所。
あなたなら、GoPro7をポチりますか?
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