先日、イオンモールを歩いていて、アパレルショップで店員と会話した事で気づいた事がありました。
それをシェアしたいなと思い、記事にしてみます。
お役立ち情報とかでは無いので、興味ない方も多いかとは思いますが、僕の中では何かの気付きを得たので忘備録として書いて置きたいと思いました。
アパレルショップって、苦手なんですよね。
売りつけられるというイメージが拭えない。
そんな悪いイメージを持ってるのですが、その理由が分かりました。
それはアパレルショップスタッフの売り方に問題があったんです。
お時間のある方なら何かの足しにはなるのではと思いますので、良ければ読んでみて下さい。
アパレルショップ店員はすぐに寄ってくる
季節柄、今は冬に記事を書いています。
なので、ブルゾンを新しくしたいなぁなんて軽く考えていて、イオンモールを歩いていました。
そう、ブルゾンを買うぞという気持ちでは無かったというのが基本です。
良さそうなものがあれば欲しいけどなぁ・・・程度です。
慌てて買う必要も無いので、余程良さげなもの、コスパが良く使い勝手の良いものがあれば別ですが、そんなに急いではいないので買うという気持ちは殆どありません。
そこで、たまたまウィンドウショッピングをしてると割とシュッとした感じのかっこ良い洋服の展示がありました。
男性マネキンに上下、シンプルでオシャレなスタイリングで飾ってあります。
服を選ぶのが苦手なんですよね。
洋服のセンスが無いというのか、無頓着というのか。
でも、服のイメージの重要性は教えてもらってるので、自分に合った洋服は欲しいとは思ってます。
そんな状態でとあるアパレルショップでマネキンを眺めていたんですよね。
すると、案の定ショップ店員が近づいて来ます。
もうちょっと自分だけで見させてよ
大切な商品を展示しているのは理解しています。
ですが、ただ、手に取らずに「こういう服を来たらカッコよいな」とか、あのシチュエーションでこの服を着こなしていたら、素敵だよなとか・・・
そんな妄想をしている時って幸せを感じているんですよね。
その幸せに浸ってる時に、突然土足で踏みにじるんです。
それが、ショップ店員という事ですよね。
勿論、ショップ内に居るのですから、店員に声を掛けられても致し方ないので攻める必要はありません。
しかし、挨拶も無しに「一度着てみて下さい」とか、「それ人気なんですよ」とか、、、
え?!って。
違うでしょ!って。
なんでイキナリ売り込むん?
俺とお前ってどんな関係?
お前、誰だよって。
店の奥から来たから、店員だろうと想像するけど、お前も客かもしれんやん。
イタズラ気分で店員の振りして話しかけて来たんちゃうん?
みたいなね。
まず、挨拶と自分は誰かを話す必要があるんじゃないのかなぁ?
あなたはどう思いますか?
そういう売れていなアパレルショップに入ると疲れます。
店長や社長からもっと売上を上げろ!家賃がどれくらい高いかわかるか!とか、ミーティングで言われてるのかも知れませんが、昭和のモノが少なかった時代では無く、今は平成も終わりがけの違う時代なんだから、売り方も工夫しなきゃいけないでしょ。
そんなふうに思います。
例えばあなたなら全く知らない人からモノを買いますか?
ジャンルは全く違いますが、テレビショッピングで有名な「ジャパネットタカタ」。
もう全社長は引退されましたが、当時は飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
なぜ売れたのか、勿論便利だからという事もありますが、それよりもやっぱりあの高田社長の人柄なんじゃないでしょうか?
自分自身が見て触れて良いと思ったものを大量に買い付けお客様に少しでもお安く提供するという、その見えない気持ちというものが伝わってくるんですよね。
僕も、あの高田社長が売るなら買おうかという気分になりましたもん。
で、前述のアパレルショップの場合。
お前誰やねん、不躾に売りつけるなよという気持ちもありました。
そして、最後まで僕が本当に欲しいものを聞かなかったという事に残念だなと思ったんです。
ショップ店員として働いているのなら、アパレルの事は詳しいはず。
僕のようなファッションに疎い人間はアドバイスが欲しい。
なのに、いきなり売り込みは違うだろうと。
しかもですよ、最初にみてたのはジャケット。
僕が本当に欲しいなと思ってたモノはブルゾン。
店員「あのジャケットデザイン良いでしょ」
僕「あ、そうですね、でもまだ季節的に寒いですよね」
店員「あのジャケットは通気性が良くて着心地が良いですよ」
僕「まだ雪が降る可能性があるから、寒いですよね」
店員「実は、他府県からのお客さんもわざわざここに、あのジャケットを買いに来るんです」
僕「ジャケットはまだ寒いよね」
・・・
こんなやり取りってありえませんよね。
実話ですよ。
結局、店員は僕がどんな事に悩んでてどんなモノが欲しいのかは全くリサーチしませんでした。
なので、僕はあの店では一生買うことは無いでしょう。
例え店員が変わってても店の印象が悪いので、わざわざあのショップを選ばないと思います。
モノが売れにくい時代なのか?
景気が悪くなってる実感は確かにありますから、モノが売れにくいのかも知れません。
政府とそれに関与してぶら下がってる奴らとマスコミだけは好景気だと言い張りますが、消費税を上げるためのでっち上げだとも分かってます。
僕らの将来のための年金も14兆円吹っ飛ばしてますからね。
そんな政府の話はどうでも良くて、僕らの暮らしは明るさを見せにくくなってます。
それは分かりますが、必要なものはやっぱり買うし、そこに価値を感じれば喜んでお金を払います。
ですが、不躾に買えよみたいな販売方法はもう古いんですよね。
例えば、先日行った美容院なんかは、人が来店したら必ずお金を払うサービスを受けます。
そこが、アパレルとの大きな違いなのかも知れません。
なので、美容院のスタッフはゴリ押しでパーマ掛けましょうとか、カラーもブリーチして・・・
というような望んでもいない提案なんてしてきません。
勿論売上を上げるために美容院のスタッフも懸命に働いています。
しかし、客にゴリ押しなんていままでされた事は・・・あ、一度ありました。
で、結論的にはアパレルショップの接客方法というのを見直してもらえたら良いなと思ってます。
巷では金魚のフン宜しく、客の後ろをウロウロと付いていく。
服を手にとった瞬間に声を掛けて選びにくくなる。
なんだか嫌がらせを受けてる感じ。
こんな声が多いんですよね。
理想は、
「今この季節だから、どんな服を着ようかな? あ!そうだ、あの店員さんに聞いて見繕ってもらおう!」
「今度、旅行に行く時に着る服、どんなのが良いかなぁ? あ!そうだ、あの店員さんにアドバイスもらおう!」
ってのが理想だと思うんです。
そう、アパレルショップの店員さんがアドバイザーになるべきなんですよね。
なのに、ほとんどのお店の店員さんが売りつけようとしている感じがするんですよね。
在庫処分に付き合わせられる感じがする。
僕ら消費者は買ってからがスタートなんですよ!
究極の販売方法は?
僕がいろんなビジネス本を読み漁って来て思うのが、お拡散をファン化する事。
ショップ店員がアイドルになるんです。
今はネットを使って素人でも情報発信が出来ます。
ほんの数年前はブログに写真を貼るだけでも凄かったですが、今では動画で簡単に発信する事が出来ます。
もし、アパレルショップの店員さんが動画を撮影して、自分のショップで扱ってるアパレルでの着こなし方とか、モテ服とか、こんな服にはこんな靴が合うとかそういうセミナー形式の動画を上げても面白いですよね。
店長さんがそういう企画をやれば売上も倍増すると思うんですが、どうでしょうかね?
他にもショップ店員がアイドルとなるような情報発信方法がありますから、まずカメラに慣れる、話がスムーズに出来るようにするとか、色々とやる事があります。
とにかく、競合他店がやってない事を率先してやってみると、業界のスタンダードになってリードするショプになるのではと思ったりしています。
もし、あなたがよく見ているYouTubeに近くのショップの店員さんが楽しげにファッションの話をしたり、いろんな種類の動画を上げったら、興味出ませんか?
何度か見ているうちにそのショップ店員さんの事を覚えてしまうでしょう。
するとね、不思議とショップに実際に行くと買い物したくなるんですよね。
そう、その店員さんからモノを買いたくなるんです。
わかるかなぁ?この感覚を・・・
あのショップ店員さんが気づいて実践してくれたら、買いに行くかも知れません。
売上も予想以上に上がるかも知れません。
そんな事を考えていると、自分の商売もそういう「情報発信」をメインにして活動しようと思ってます。
これから、動画を上手に使って行こうと。
なので、カメラを買って(スマホは使いたくないんです)やってみます!