若い頃にバイクでのツーリングを兼ねてキャンプをした事があります。
その後車に乗り換えてもキャンプをして来ましたが、近年のキャンプ事情が以前とは雰囲気が変わってしまってガッカリしてます。
僕等がキャンプしてた頃は、お互いの領域を守って穏やかに過ごしたり、ゴミはしっかり持って帰っていました。
焚き火跡は、その頃は何も言われて無い程、キャンプ人口も少なかったようです。
今思うと、焚き火に関しての知識が無さすぎたというのもあるので、これは自分でも改善しなければと思ってます。
キャンプ人気で嬉しかったのに
某人気芸人のYouTubeチャンネルが人気になった事もあり、キャンプに世間が注目して流行りましたね。
コロナの流行も手伝って、屋内より屋外、外で遊ぼうという風潮が有ったのか、キャンプが人気になりました。
僕もそんな流行りに気付き、ソロキャンプでもやってみようかと思ったので、アルコールストーブからキャンプ道具を揃えてみました。
格安で手に入るアルストから買い始め、それに伴うアクセサリー類を調達。
キャンプ場でコーヒーを飲んだり軽食を食べたり出来たら良いなと思ってました。
ソロキャンプなので道具も最小単位にしたい。
軽量で手軽に出来るものは無いかと色々物色しました。
そういうアイテムを見つけて行くのも楽しい物ですよね。
再びやろうと思ってアルストを買ってのは良いけれど
アルストを買って、屋外での風の影響を考え風防を物色。
色々なモノがあるので、選ぶのも楽しかったです。
僕が注目したのが、チタン製の折りたたみ式の焚き火台。
バーゴ チタニウム ヘキサゴンウッドストーブT-415が良さげだと思ってました。
これなら、直ぐに設置できて便利。
ただ、アルストの火加減が出来ないとか、ちょっと不便さはありましたが、購入予定にしてました。
その他にも、YouTubeのキャンプカテゴリーで沢山の面白いアイテムを知って、想像しながら楽しんでいました。
そこで知ったのが「エバニュー(EVERNEW) チタンマグポット500ストーブセット RED ECA268R」というセットもののアイテム。
チタン製なので、火を入れてからの色の変化が綺麗だし、ポットが滑り落ちない工夫がされてて使いやすそうだなと思ってました。
しかし、当初6000円で販売していた商品がドンドン値上がりし、倍以上の12000円以上で販売されてました。
最高値では24000円の時も…
元を知ってるだけに、値下がりしたら買おうとお気に入りに入れているものの、一向に値段が戻らない。
これは、キャンプ人気だけに値段が下がらないようですね。
それならと、アルコールストーブにこだわらず、ガソリンストーブならと考えました。
ガソリンストーブなら(以前から持ってる)多少の風が吹いてもびくともしません。
ただ、使用後のススの汚れが気になります。
軍手必須で使い終わった後に、バーナーが覚めてからススを拭き取る必要があります。
そこで見つけたのが「OPTIMUS(オプティマス) ガソリンストーブ 123R スベア 1104」という製品。
とても古くからある製品で、性能的には折り紙付き。
ただ、初心者が使うと火傷や火事の原因になります。
充分な練習をしてからキャンプ場に行かないと、現地で慌てふためく事になり兼ねません。
でも、そのフォルムは古風でキャンプならではの雰囲気が味わえます。
最近のキャンプ場閉鎖に思う
そんなキャンプ道具選びをしていた最中、キャンプ場の悲鳴ともいう現状を知りました。
僕等がやってきたキャンプは、オートキャンプ場では違うみたいな感じです。
キャンプでは無く、ただのバーベキュー大会みたいなノリになってるんですよね。
キャンプって、自然の中で自然と共に生きるというイメージがあるのですが、最近のキャンプって外でバーベキューをするのがキャンプって言ってるようです。
だから、ゴミ問題、騒音問題、喧嘩など、キャンプ場運営もかなり大変なようでした。
キャンプ場にいって癒されたいと思えど、キャンプ場に行くとストレスが溜まるみたいな状況です。
これなら、何の為にキャンプ場に行くの?
疲れに行くだけなら、家にいる方が良いですよ。
こんなキャンプ流行の成れの果てを見て、キャンプをやるのを辞めました。
キャンプ場でのマナーが悪過ぎです。
キャンプ場でのマナーに思う事
もし自分がキャンプ場の運営責任者だったらどう思うのでしょうか?
食べ物やパッケージのゴミをそのまま放置したり、焚き火の後の炭を野ざらしにして放置したり。
冒頭に書きましたが、焚き火で出た炭って自然に還りませんからね。
何万年経っても炭は残ります。
キャンプ場の方が言ってましたが、残った炭は産業廃棄物なんですよね。
これを知らない自称キャンプ好きの人達はどの比率で知ってるのでしょうか?
こんな無知な人達が集まる場所には、自分から行きたくないと思ったので、キャンプを再開するのは辞めました。
手元に残った「アルスト」「アルコール燃料」「ケトル」「折り畳みテーブル」など諸々。
出費自体は少ないものの、使えずじまいのキャンプ道具が居場所を無くして寂しそうです。
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