α7IIIの本体、中古品を購入したのでレビューします。
もう2年も前のモデルなので今更スペックなどのカタログで見たら分かるようなものは書きません。
今回の記事は、なぜ今更α7IIIを買ったのかという理由を書いてみます。
元々、フルサイズミラーレスに憧れてはいたものの、僕が使うにはハードルが高いと思ってました。
そして、本体がいくら小さく軽いと言っても、そこに付くレンズが大きく重く、そして懐に厳しいという事で敬遠していました。。。
なので、それよりも小さくて取り廻しのしやすいα6400を購入。
レンズも割と揃えたので気に入って使ってました。
そして、理想のモデルであるα6600が登場!
発売日に飛び付いたのは言うまでもありません。
ところが・・・
α6600の不具合が発生!
2020年3月28日だったのですが、友達と三人で居酒屋に行きまして、話の内容が良くなる感じだったので了承を得て動画を撮りました。
1時間程の動画を撮ったののですが、そこはα6600なので時間を気にせず、バッテリーも大型化されてるので充分に撮影する事が出来ました。
現場でα6600本体のモニターで動画をチェック。
他にも写真を撮ったりしてました。
で、自宅に帰って撮影データをパソコンに取り込もうとすると、ファイルが無い!
ファイルが無いというか、ファイルはあるのですが、データ容量が0kbという表示になってます。
撮影した根拠はあるものの、データとしては無いと表示されるのです。
そこでネットで検索して助からないか探したのですが・・・ダメでした。
今回は「多分SDカードが原因だろうと、今まで実績のあるSDカードに変えました。
α6400の時にも使ってた不具合無しのカードです。
で、しばらく使うとやっぱり動画ファイルが消える時がある。
ならば、SDカードを高速のUHFⅡという規格の早いものに切り替えました。
これで安心だという事でお寺で撮影を楽しみ、新しいショットをしたりと満足気に帰って来ました。
そして、パソコンに取り込むと・・・
殆どの動画が0kbになってたのです・・・
あぁ、俺の時間を返してくれ〜・・・
そんな事があって、早々と修理に出そうとヨドバシカメラに駆け込みました。
店員さんの丁寧な対応で心も救われ、「修理に出してみましょう」と、「メーカーからそのまま帰って来るものなら、私が強く症状を訴えて対応してもらいます」と言葉を頂き、大切なα6600を修理に出しました。
すると、「返却まで多分3週間ほどかかります」と言われた瞬間。
「あ!」っと思いました。
3週間もメインのカメラが無くなる。。。
手元にはα6400があるものの、ちょっと不安。
バッテリーの持ちや手振れ補正。
これはどうしようかと考えた挙句、僕の答えは上記の通り、フルサイズ一点でした。
フルサイズのα7IIIを導入するにあたって
そんなこんなでα7IIIが手元にあります。
購入前までは「フルサイズは高嶺の花で手が出ない」という思い込みがありました。
しかし、コロナでの給付金も出ますし、中古市場も割と値段もこなれて来ました。
もし、α7IIIの後継機種が出ても、下取りもソコソコで取ってもらえるんじゃないかな?とか考えました。
まぁ、α7IIIの中古を購入したいがための勝手な言い訳なのですが・・・
そして、どこで購入しようかと、
Amazon、価格ドットコム、メルカリ、ヤフオク。
色々探しますが、中古と新品とでは大差無く、2万円も出すと新品が買えるんですよね。
特にメルカリでは現行機種だという事で値引き率も少ない印象でした。
そしてヨドバシカメラの近くにカメラのキタムラの中古ショップがあったんです。
そこに何気なく入ると、一応α7IIIが置いてあるんです。
「あ!これだ!」
でも、ショップで買うのはネットよりも割高だろうなと。
ネットでも元箱無し説明書無しで19万円くらいの相場でした。
ところが、カメラのキタムラで元箱もある付属品が全て揃ってて、本体の傷なんて見当たらない程の良品がネットよりも割安で出てました。
「コイツを連れて帰ろう」
色々と考えて迷いましたが、カード決済で連れて帰る事になりました。
購入した後は「本当に買って良かったのだろうか?」と不安になりましたが、写真や動画を撮った瞬間に吹っ切れました!
「これだ!」と、「僕の求めていた世界観はコレだ!」
暗所性能とボケ感。
もうね、最高〜なんですよ!
巷ではVlogカメラが発表された
最近、SONYからVlogカメラという新しいジャンルでZV-1というコンパクトデジタルカメラが出ましたね。
明日の6月16日から発売だったかな?
あの小さな本体にバリアングル液晶が付いてて自撮りがしやすく、内蔵マイクにウインドジャマーが取り付けられて、商品紹介でもピントが激速!
という夢のようなコンデジが登場しましたね。
一瞬、α7IIIをやめて、ZVー1にしようか・・・と思いましたが、3秒後にやめました。
だって、カバンから取り出すという手間は同じ。
バッテリーが持たない。
暗所ではノイズが出たりする。
手振れ補正もそんなに・・・というか、クロップされて画角が狭くなる。
チョット撮影するなら、スマホでも良いんじゃない?みたいな。
スマホでは勿体無いシーンをα7IIIで撮りたいと言う事でZVー1は却下しました。
α7IIIを使うにあたって
α7IIIの外面的なセッティングを紹介します。
僕は動画も撮るので、ストラップ用の三角の金具は外します。
あれ、付いたままだと「チャリチャリ」とうるさいのですよね。
でも、ストラップもたまに使いたい。
そこでPeakDesignのストラップを使う事でいつでも付け外しが出来るので選んでます。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07258TNZD” title=”【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン リーシュ カメラストラップ ブラック L-BL-3″]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07F94FQRB” title=”【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン アンカー リンクス ワインレッド 17×43mm AL-4″]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07FDSRJ51″ title=”【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン アンカー 4 パック 黒+レッド 4PK-AN-4″]
ストラップホールには直接PeakDesignの紐が通らないので、結束バンドを使って止めています。
最初は不安でしたが、全く問題無く使えてます。
そしてα7III本体の裏側、三脚ネジにはPeakDesignのデュアルプレートを付けてます。
これがあると、キャプチャーでバックパックのストラップに取り付けられますし、プロパッドを使って腰ベルトにカメラを固定する事もできます。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0781T188C” title=”【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン デュアルプレート PL-D-2″]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0781S64XJ” title=”【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン プロパッド PP-2″]
そして、このデュアルプレートは「アルカスイス」の規格なので他メーカーのカメラ機材とも相性が良い。
三脚などにもワンタッチで取り付けられるので非常に便利に使ってます。
例えば、こんなマンフロットミニ三脚ポケットという製品にクイックキャプチャーをつけてワンタッチで装着!も出来ます。
ちなみに、このクイックシューはOEM版です。
本家は同じくマンフロット社のクイックしゅーはお値段が3700円程。
このOEM版は1100円程なのです。
その差3分の1。
思わず、OEM版を複数購入しました。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B000JLK5PU” title=”Manfrotto クイックシュー 長方形プレートアダプター 323″]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B0788DM6VB” title=”UTEBIT クイックリリース アダプタ 323 200PL-14 プレートに対応 アルミ合金製 クイックシュー 1/4ネジ 3/8…”]
使用感は若干個体差があって、取り付けにくいものもあります。
暫く使うとこなれて来て正常にガッチリハマります。
こんな感じでテコの原理で強烈に固定されるものの、下のレバーを開ける事で簡単に脱着出来ます。
はめる時の「カチン!」という音も好きです。
で、この付属のプレートは裏側を見てもらうとわかるのですが、カメラなどに取り付ける時にコインのような道具が要らず、手で回すだけで脱着出来るのも便利ですね。
よく考えられた製品だと思いました。
そしてミニ三脚のマンフロットPIXIにもクイックシューを付けています。
これで、臨機応変に対応する事が出来ます。
もちろん、もう少し大きな三脚にもジンバルにもクイックシューを付けているので非常に便利に使ってます。
三脚穴にねじ込むのって、割と面倒なんですよね。
一発でパチンと取り付けられるので楽チンです。
ただ、完璧かというと、若干要望があるんですよね。
それが、マンフロットのミニ三脚のPIXIの機能なんです。
出来たら、コイツに溝が彫ってあるとカバンに入りやすいのになぁと。
ヘッドが直角に曲がるタイプはPIXI EVOというモデルになってしまって、脚が伸びたりするので良いのですが、思ったよりも本体が大きくなるのと、価格もコスパが悪いなという気がしました。
そして、ヨドバシカメラの隣の棚を見ると、JOBYというメーカーが良い製品を出してる事に気がつきました。
JOBYの最大の問題・・・に悩む
隣の棚で見つけたJOBYのミニ三脚。
このメーカーはゴリラポッドというフレキブルな三脚でも有名になりましたよね。
僕は購入してないのですが、自撮りYouTuberがこぞって買ってたのを思い出します。
ボールジョイントの三脚で持ちやすく曲げたり、柱に回し付けたりと自由に使ってるシーンを思い出します。
そんなJOBYのモデルなので安心して購入しました。
ヨドバシカメラで3500円くらいだったかな?
大きさ的にも同じ程度なので僕がいつも使ってるカバンにも入れやすいんです。
しかもクイックシューを付けてもヘッド部分が直角に曲がるので邪魔になりません。
ボールヘッドの部分に切り欠きがあるので直角に曲がるという事で購入しました。
しかし・・・
とんだ欠点が・・・
そう、耐重量問題です。
α6600にSIGMA16mmF1.4を付けて少し前に傾けると、全開で下まで逝ってしまいます。
途中で止まりません。
これが最大の欠点で、マンフロットのPIXIに逆戻りです。
なので、カバンに入れにくい。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00D76RNLS” title=”Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B カメラ用”]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B00GTLFHT8″ title=”Manfrotto ミニ三脚 POCKET L ブラック MP3-BK”]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07JLMVSV7″ title=”Joby ミニ三脚 ハンドグリップ ハンディーポッド ブラック 伸高14.7cm 縮長19cm JB01555-BWW”]
そこで全てを兼ね備えた理想のミニ三脚がある事を知りました。
予算さえ納得出来たら即買いしたいのですが・・・
「Gitzo ミニ三脚 トラベラー」ですね。
あぁ、憧れのGitzo。
カーボン製の足に突起の無い自由雲台が付いていて、耐重量が3Kg
お値段もさすがGitzo、2万8000円程。
あなたなら、どうしますか?
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07L2WSYB3″ title=”Gitzo ミニ三脚 ミニトラベラー カーボン アルミ雲台付属 ブラック GKTBB”]
α7IIIのレンズについて・・・
α7III用のレンズ、欲しいレンズは沢山あります。
予算を気にせず考えるとトンデモナイ事になりますが、現実的に考えてみると・・・
Tamron17-28mmF2.8DiIIIRXDから始まる大三元レンズを揃えたいなと思ってます。
17ミリ28ミリ
28ミリ75ミリ
70ミリ180ミリ
全てF2.8通し。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07TV6NJC8″ title=”タムロン 17-28mm F/2.8 Di III RXDF(Model:A046)※ソニーFEマウント用レンズ(フルサイズミラーレス対応…”]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07CSXTGJJ” title=”タムロン 28-75mm F/2.8 DiIII RXD(Model:A036)※ソニーFEマウント用レンズ(フルサイズミラーレス対応) …”]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B086QC7XRP” title=”タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD(Model:A056)※FEマウント用レンズ(フルサイズミラーレス対応) TA7…”]
しかも、フルサイズ用レンズとしてはコスパ最強伝説です。
写りも素晴らしいと評価が高い。
しかも重さも割と軽く取り回しが良い。
その3本と、
最近SONYが出したSEL20F18Gが欲しいですね。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B07WPVJVZK” title=”ソニー SONY 単焦点レンズ FE 20mm F1.8 G Eマウント35mmフルサイズ対応 SEL20F18G”]
あぁ、レンズの予算だけで40万円超えかぁ。
(遠くを眺める・・・)
実際持ってるレンズはAPS-C用のレンズと・・・
現段階で持ってるレンズで、特に気に入ってるのは上の写真でも使ってるSIGMA16mmF1.4です。
このサイズ感、α7IIIにもピッタリな気がしてます。
α7IIIではスーパー35ミリモードでしか使えないので、35ミリ換算24ミリの画角になります。
しかし、F値が1.4と非常に明るいので夜の撮影が楽しみです。
(まだ使ってない)
それから、あと2本の紹介
こちらのレンズはAPS-C専用のレンズE10-18F4OSSです。
これもα7IIIにつけるとスーパー35mmモードでしか使えないので、15-27ミリの画角になります。
それでもやっぱり超広角は大好きで、レンズ効果に魅了されて使っています。
ジンバルにもスピード感が出て好きなレンズです。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B009Z3PBZC” title=”ソニー 広角ズームレンズ E 10-18mm F4 OSS ソニー Eマウント用 APS-C専用 SEL1018″]
最後に、このレンズ。
一応、フルサイズ用?のレンズ。
Canonのレンズです。
とても古いレンズでフィルム時代のレンズになります。
なので、フルサイズ用?
約40年前に父が購入したフィルム時代のCanonの一眼レフに使ってたレンズです。
FD28mmF2.8というマニュアルレンズですね。
αシリーズに付けられるようにマウントアダプターを利用しています。
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B01N1RE65W” title=”K&F Concept レンズマウントアダプター KF-FDE2 (キャノンFDマウントレンズ → ソニーEマウント変換)絞りリ…”]
[wpap service=”with” type=”detail” id=”B008PAEZJO” title=”Canon MFレンズ NewFD 28mm F2.8″]
古いレンズですけど、こんな写真が撮れました。
自分でピントを合わすのもなかなか面白いですよね。
カメラを操ってる感を楽しみながらα7IIIが馴染んでいく。
これから、α7IIIを使ってドンドン作品を作って行きます。
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