今の現場の担当になってから半年が過ぎました。
以前仕事を教えて頂いた先輩は仕事の出来る人で、違う業界に引き抜かれ正社員として活躍されています。
仕事を教えてもらう時に、とても丁寧に教えて頂いて、たとえ失敗しても笑顔で対応してくださるなど、本当にお世話になったものです。
そんな先輩の影響もあって、僕より後に入ってくる人には丁寧に接してるつもりです。
そして最近では僕の仕事も一定の水準で安定しており、毎日頑張って仕事をしていました。
ところが、その現場の正社員から問題を指摘されたのです。
「そのやり方は違う」と。
これまでの半年間なんの指摘も無く一生懸命仕事をしてきたのに、今頃になってまさかのダメ出しでした。
そんな事言うなら最初からきっちり教えたら良いのにと口に出しかけましたが、そこは派遣社員という手前、堪えるしかありませんでした。
何となく理不尽な気持ちが湧いてきて、「作業マニュアルが無いのも変ですよね」というのが精一杯でした。
会社は正社員の為のものだった
現場はとても忙しいのです。
なのに、派遣で入ってくる人は入れ替わりが激しいのです。
なのに、それに対して社員達はなぜ離職率が高いのか考えてるのかどうなのかすら分かりません。
戦後の日本は復興景気で物凄い勢いで発展してきました。
そんな中、会社というものは正社員の為のものという良い時代があったんです。
会社で働く正社員は意識が高く一生懸命働くからこそ会社に利益が出て、それを社員に還元する。
とても良い循環があったと思います。
ところが、ここ近年では会社は「株主のもの」に成り下がって、社員にはサービス残業が増え疲弊するばかり。
景気も悪くされて税金も上がり共働きが当たり前の世の中になってしまってます。
そういう僕自身も派遣社員として色んな現場を回ってきましたが、今の職場は低レベルに属してると思います。
そこで少しでも仕事がし易いように色々とアイデアを出してますが、その影響たるや微々たるものです。
離職率が高い理由とは?
僕は自分の好きなことを仕事にしたいと、仮にこの派遣社員として働いてるつもりでいます。
自分が出来る事で喜ばれる事をメインに仕事をして行ければとても幸せを感じるだろうなと夢をみながら生活のために派遣で働いているのです。
でも、仕事に対してはいい加減な気持ちでは働いてません。
毎日クタクタになりながら一生懸命努力しているのです。
ところが、現場の正社員から「そのやり方は違う」と半年間もの間何も言わないで今頃なぜ?という感じです。
事前研修も無く、いきなり現場で仕事を学ぶというわけです。
それで失敗すると怒られる訳ですが、怒られる意味も分からず自信も無くす場合が多いです。
それに耐えた人だけが残ってるというお粗末な状態です。
僕はそんな中、とあるメルマガで紹介されてたリンク先に飛びました。
「ドリームマネージメント」と書かれたサイトで僕の脳が驚いたのを覚えています。
この考え方って、素晴らしいんじゃないか!と。
アメリカで始まった「ドリームマネージメント」
離職率が高く経費を逼迫してしまってた原因を突き止めて社員と会社いわゆる社長や役員たちと信頼関係を結べる方法でした。
もし良かったら、体験談のビデオを見てください。
社員それぞれの夢の実現を会社が一丸となって手伝ってくれるなら、社員はその持てる力を存分に仕事に費やすと思います。
自分の夢を叶えてくれる会社、社長、役員、担当者。
そんな力強い応援を感じながら仕事が出来るんです。
感謝と感動の連鎖が始まるんですね。
思わず、こんな会社で働きたいと思いましたし、自分が会社を作るなら絶対に「ドリームマネジメントをやろう」と決めました。
経営を圧迫する離職率の高騰
今働いてる現場は離職率のとても高い職場です。
働く環境も「3K」と呼ばれるような職場です。
なので毎月2度ほど新しい人が工場見学にやってきます。
勿論、その場で辞退する人もいますが、たとえ働いても1週間以内に辞める人も多いです。
なぜ離職率が高いのか?
僕は時給の低さと職場の環境だと思ってました。
ある意味、環境は当たってますが・・・
さて、冒頭の「ドリームマネジメント」というサイトで感動した僕はどんな行動をしたのかというと、サイトで紹介されていたビデオに感銘を受けて、思わずそこで知った書籍「ザ・ドリーム・マネージャー」をAmazonで購入してみました。
届いて読み始めると、物語形式で「ドリームマネジメント」が発見されプロジェクトとして始まっていきます。
離職率を下げる為の手法でしたが、第一号の受講者は役員の中の一人。
ドリームマネジメントに否定的だったジェフから始まります。
そしてそれと同時期に清掃作業員のリタがマイホーム獲得のために受講し始めます。
このあたりから僕は感動して涙が出ました。
ビジネス本で涙が出るなんて思ってもいませんでした。
物語のパワーってスゴイですよね。
僕の頭の中でイメージが膨らんで、まるで僕まで参加している気持ちになったのは言うまでもありません。
そして気分を変えるために近くのスタバに行って再度読み始めました。
周りには人が居るので、感極まる事もないだろうと高をくくってました。
でも、この「ザ・ドリーム・マネージャー」の物語に引き込まれ、スタバで泣きそうになり鼻をグズグズ言わせてました。
周りの皆さん、ごめんなさい・・・
もし、どんな書籍なんだろう?と思われたらこちらから確認出来ます。
給料が上がると離職率は減るのか?
さて、離職率が高い職場では何をすれば下げられるのか。
それをテーマにしている「ザ・ドリーム・マネージャー」という書籍。
読み始めは清掃会社の社長グレッグも「給料を上げれば良い」と単純に思ってました。
ところが、主人公のサイモン・ロバーツは「そうじゃない」と。
「ドリームマネジメント」は社員へのアンケートがキッカケで生まれて来るのでした。
そして「ドリームマネジメント」を導入して行くと、サイモンや社長のグレッグが予想もしない答えが帰ってくるのです。
もし、あなたが離職率の高い職場で働いていて、「もう、やってらんね~」なんて愚痴が出るようでしたら、「ザ・ドリーム・マネージャー」を一読するのをオススメします。
あ、こんな方法あったんだって嬉しくてワクワクしてエネルギーが満ちてくるのを感じると思います。
僕自信も、この本「ザ・ドリーム・マネージャー」を読んで、一気にこの文章を書いているのですから。
まとめ
もし、日本中の会社がこの「ドリームマネジメント」を導入したら、あの昭和のバブル時代を彷彿する新しい時代がやってくるかもしれません。
しかし、バブル時代の晴れがましいものでは無く、喜びに満ちた愛にあふれる信頼関係の世界がやってくるような気がしています。
僕が会社を立ち上げて、従業員を雇う時は必ず「ドリームマネジメント」をやろうと思います。
面接の時に、「あなたの夢はなんですか?」「入社されたらあなたの夢を応援しますよ」と。
そんな粋な会社を作りたいな。
あながはどう思いますか?