先日、美味しい「いちじく」を食べました。
「そう言うと、いちじくの栄養とか効能ってどうなの?」って思ったので調べてみました。
すると、甘くて美味しい「いちじく」はやっぱり美味しいだけでは無かったんですね。
ちなみに、いちじくはクワ科イチジク属の落葉高木と分類分けされてます。
定植してから3年で木の枝から果実として実ります。
そして、他の果実と違うところが、花が外から見えない変わった特性があります。
そのため、いちじくを感じで書くと「無花果」と書くんですね。
昔の人は「花が咲かないのに実が出来る」と不思議に思ったのでは無いでしょうか?
そんな面白いいちじくですが熟したものは本当に美味しい。
そんな素晴らしい栄養と効能などをまとめましたので、良ければ読み進めてみて下さい。
いちじくの効能と効果は?
いつも果物を食べる時は美味しいか不味いかという判断しかしませんでした。
しかし、これってどんな栄養が有るのかなとふと疑問に思ったわけです。
すると、調べずにはいられない性格なので、少し検索してみるとやっぱり栄養的にも素晴らしいものがあるのです。
食物繊維のペクチン
この水溶性食物繊維が腸の中で優しく掃除をしてくれる役割が期待されます。
便秘や栄養不足を感じたら回復する可能性が高まります。
便秘を解消する事と共に、大腸がんの予防にも役立ちますよね。
酵素プロテアーゼ
食べたものを消化した後、その消化を助けるために酵素というものが補います。
その酵素の一つプロテアーゼによって、二日酔いの解消に一役買っています。
美肌のために
果汁には潤い成分があるので肌の乾燥した場所や硬い皮膚に塗ると保湿・美肌効果が期待出来ます。
例えば、いちじくを食べた後の皮を腕の肘や足の膝や踵(かかと)に貼ると良いかと思います。
でも正直なところ、効能や効果よりも、美味しいから食べたくなるところが良いですよね。
これが美容や健康のために不味いものを食べなければいけないと辛いですから。
やっぱり美味しいは「愛」ですね。
大自然からの愛。
農家の方に感謝です。
以前、大手スーパーなどに入ってる輸入食品店でドライイチジクを発見した事がありました。
そして僕の習慣になった「必ず裏ラベルを見る」を実行したのです。
普段、ドライ果物系のものには発色を良くする人工着色料が使われていたり、保存するために保存料や植物油脂を使ったりしているものが多いのです。
なので、ドライイチジクにも何かしら使われてないかと疑い裏ラベルを見たわけです。
すると、いちじく以外何も使ってないようなのです。
それから、ドライイチジクの原産地を見て卒倒仕掛けました。
というのも、ドライイチジクって、日本や中国のイメージが強かったのですが、じつは「エジプト」とか書かれてるのです。
そんな遠い所から?みたいな。
すると、中東では6000年以上昔から食べられてたとか。
そう、原産地はメソポタミア地方だそうです。
さらに遡ってアダムとイブの時代では、初めて体を隠した植物の葉っぱが「いちじくの葉」だったそうですよ。
いちじくの収穫時期はいつ頃?
いちじくの収穫時期は8月下旬から10月中旬とされてます。
その地域の気候条件で多少は変わりますから、熟した時期を逃さずに収穫して食べたいものです。
場所によっては山から猿などの害獣に横取りされる可能性が出てくるので防虫ネットなどの対策が必要になってくるかも知れません。
まぁ、山に食べ物が無いというのもなんとも可愛そうな気もしますが・・・
そこはせっかく手塩にかけて育てたいちじくの木の大切な果実なのでしっかり守りたいものです。
いちじくの木は初心者でも育てやすい強い植物になります。
しかし、定植してから3年くらい経って初めて収穫が出来ないのが残念なところ。
桃栗三年柿八年という言葉を思い出されます。
桃栗三年柿八年の中に「いちじく」を入れておきましょうか。
桃栗無花果三年柿八年・・・かなり無理がありますね(^_^;)
最近ではホームセンターでもいちじくの苗木を見ることが出来ました。
苗木を鉢植えで買ってきてベランダで育てる人も多いかと思います。
いちじくは落葉樹ですので、秋に葉が落ちたら苗木を少し大きめのサイズの鉢植えに変えると良いかもしれません。
というのも、いちじくの根は横に広がりたがる性質が有るからです。
あとは日光にたっぷり当ててやる場所と程度な水やりが必要です。
美味しいいちじくを収穫するためにもコツコツと地道な努力?を楽しみながらやっていきたいものです。
いちじくのまとめ
いちじく以外にも果物は全般的に好きで食べるのですが、
他の果物と違うなと思うところは非常に柔らかいというところかなと思ってます。
そして、食べにくいなと思うのが、おしりの方のいちじくの皮が薄くなって剥きにくい。
手でとると後々面倒なので、薄皮ごと食べています。
しかし、上記にも書きましたが、美肌効果を狙って肘や膝に貼ってみようかと思いました。
こんかい、いちじくの事を調べて行くうちに、ただ食べるだけのものだったのが、色々知ることが出来てよかったと思いました。
皮の有効活用やいちじくの原産地を知っておくのも話の幅が広がって面白いものですよね。