秋の味覚で好きなものの中で秋刀魚(サンマ)が一番最初に思い浮かびます。
僕は秋刀魚の塩焼きが大好きで、毎日でも良いかもと思うほどです。
とても美味しい秋刀魚の塩焼きですが、なぜ秋に秋刀魚なのでしょうか?
ちょっと疑問に思ったので、秋刀魚について調べようと思います。
ところで、秋刀魚という漢字の書き方は古くても明治以降に使われ始めたとあります。
割りと新しい文字なのだなという感想です。
もっと昔から使われてたと思ってたので少し驚きました。
それからサンマという発音も「狭い・細い」という意味合いや大きな群れを意味する「沢」から発音が変化していって「サンマ」という発音になって行ったようです。
そして面白いなと思った事があります。
サンマと言うと超有名芸人がいますが、彼は出っ歯で有名ですよね。
しかし、魚の秋刀魚は下顎の方が出ているので、逆のパターンだなと一人で笑ってました。
それから、塩焼きする時のコツを少々書き加えてみようかと思いました。
良ければ読み進めて見て下さい。
秋刀魚の塩焼きを食べに行った!
京都駅付近でランチをしようと出かけたのですが、どこも満員でうんざりしてました。
そこで、京都駅から北に5分。
西大寺の近くまで来た時に居酒屋を発見!
ランチメニューに秋刀魚の塩焼きが載ってたので早速店に入りました。
予想よりメニューが豪華で大満足で食べ終えました。
こんなに美味しい秋刀魚の焼き方が分かれば旬の安くなった秋刀魚を美味しく食べられますよね。
あなたが秋刀魚を美味しく食べる方法は知ってますか?
いつもこんなやり方で美味しく食べてますよというのがあれば教えて下さい。
秋刀魚の臭いが生臭く感じた時は?
秋刀魚の塩焼きの料理が苦手という人が多い理由の一つに魚特有の「臭い」がありますよね。
この調理方法さえコツをつかめば、魚料理全般にも応用が効くので知ってて得しますよ。
そのコツは一体何?
それは、「塩」を使う事です。
そんなの食べる時にかけてるよ・・・
そう思ってるかも知れませんが、食べる時にふりかける塩では無いのです。
それは、調理前の一手間の時に使う「塩」なのです。
魚屋さんやスーパーなので買ってきた秋刀魚は産地からパッケージされて新鮮そうですが、やっぱり時間はあるていど経ってるものが多いです。
その数時間で魚の表面が酸化したりして先程の「臭み」が発生するわけなんですね。
そこで、買ってきた秋刀魚の臭みを消す方法が「塩」を擦り込むという方法です。
秋刀魚に直接塩をすり込んで、そのまま水道水で水洗いします。
すると、調理した時に臭みというものがなくなって美味しく食べられる事に気付くはずです。
でも、調理に使うわけじゃないのに塩を使うなんてもったいないと思うかも知れませんが、この塩は安い塩で充分です。
それこそ、食卓塩で充分です。
(塩は大きく分けて2種類あるんです)
で、食べる時の塩は岩塩や海塩を使いたいですよね。
こちらのほうがミネラルバランスが保たれてるので旨味を深く感じます。
(岩塩でミネラルが偏ってるという話もありますが・・・)
知ってほしい「塩」の知識
料理を美味しくするためにも「塩」について覚えて欲しい事があります。
ぼくは初め、塩なんてどれも一緒だと思ってました。
それこそ、岩塩ならとてもヘルシーだし最高だと思ってました。
しかし、塩の事って、全然知らない自分でしたので色々と調べ、売られてる塩の現状をみて愕然としたわけです。
「え〜!これ、海塩ってかいてあるのに!」
「うわぁ~、これも表ラベルのイメージと違う!」
本物の塩は海水を煮詰めて作る「海塩」が良いというのは素人でもわかると思います。
でも、その海塩の作り方が大きく分けて2種類あるんですね。
「天日や平釜方式」と「イオン交換膜法や逆浸透膜」があります。
「天日や平釜方式」は海水を煮詰めて作る古来からの方法。
「イオン交換膜法や逆浸透膜」は海水を濾してミネラルを取り除いて塩化ナトリウム99.9%にします。
ほとんどの人は塩を買う時に表のイメージラベルしか確認しませんよね。
僕も昔はそうでした。
この石垣の塩なんて、とてもイメージが良いし、海水使ってるし石垣島辺りの海はきれいだしさぞかし良い塩なんだろうと勝手に思うわけです。
どちらが体に必要化一目瞭然なのですが、塩を購入する時に、裏ラベルをみて確認しないと間違ってイオン交換膜法や逆浸透膜の塩を買ってしまう事になります。
ちなみに、こういう天然塩が理想でなんです。
僕は必ず裏ラベルの表示の工程や製法という欄に載っている「天日や平釜方式」を選んでます。
秋刀魚(サンマ)のまとめ
冬の産卵に向けて栄養を蓄えた秋刀魚は脂がのってて味が良いとされています。
初サンマはかなりお高いですが、旬の秋刀魚ならとても手頃な値段になりますね。
ちなみに秋刀魚の栄養成分の中でリノール酸とαリノレン酸のバランスが悪くないです。
ほぼ1対1ですが、それにもまして、エイコサペンタエン酸とドコサヘキサエン酸がありますから、積極的に食べたいなと思います。
人間より体温の高い動物性脂肪よりも、体温の低い魚の脂というのは健康にも良いとされてますからね。
近年、生活習慣病が増えているという事から和食も見直され世界でも和食ブームになりつつあります。
そんな中、食材の旬を感じながら安くて新鮮なものが食べられるという日本に住めてよかったなと改めて思うわけです。
塩焼きも良いけど、秋刀魚の煮付けも骨まで食べられるほど煮込むと美味いですよね!
秋刀魚の蒲焼の缶詰も人気あるそうですね。
日本に住んでいたら、世界中の食事が楽しめますが、やっぱり食べ慣れた和食の味が一番自分にあってるなと思います。
あなたは秋刀魚は好きですか?
どんな食べ方が一番好きですか?