MEC食を語る前に、糖質制限の話も少ししておきます。
以前、隠れ糖尿病かもと思いたどり着いた情報が糖質制限という食事療法でした。
そして実際に糖質制限食を経験して炭水化物の体への影響が分かったのですが、自分にはあまり必要ないとわかり他の食事療法を探していました。
すると先日の事なのですが、MEC食なるものを知ることになりました。
そう、MEC食です。
これも糖質を制限する食事療法の一種なのですが、若干改善されてるようで、一度トライしてみました。
結局、1日やっただけで僕には合わない事に気が付き、やめることにしました。
なぜMEC食をやめたのかそれをレポートしてみます。
MEC食とは糖質制限食から派生した食事療法です
まず糖質制限という食事療法が流行りました。
生活習慣病の中でも治りにくい糖尿病などを良くするための食事療法として当時はとても人気が出ました。
やり方を簡単に言うと、炭水化物をことごとく食べ無いという方法です。
ご飯やパン、うどんやラーメンなど消化吸収する時に糖分になるものを極力減らす食事を目指すというものです。
それによって、体内脂肪を減らし生活習慣病から脱出しようというものでした。
そして、今回のMEC食というのは、炭水化物を減らすという点では糖質制限と一緒ですが、糖質制限よりも割りと単純化されたというか、わかりやすいものに変化していました。
太りやすい炭水化物を減らすというのは同じ考え方なのですが、タンパク質と脂質を豊富に含む3つの重要な食品を毎日たっぷりと食べようという事らしいです。
こそからこの「MEC食」という名前が付きました。
MEC食の名前の通り、それぞれが食材の頭文字になってます。
- M=meet(ミート:肉)
- E=egg(エッグ:卵)
- C=cheese(チーズ)
これら3つの食材を使って糖質を抑えましょうというものです。
それから1日摂取する分量も目安が決まってます。
- 肉なら200グラム
- 卵は3個
- チーズは120グラム
さらに一口に対して30回、よく噛む事で満腹中枢に働きかけ食べ過ぎを防ぐそうです。
カロリーは気にしないで良いという意見は賛成です
僕がMEC食をやってみようと思ったのは、以前から思ってた栄養素に対して、カロリーで食事の量を決めるというのが納得出来ないところにありました。
人間の体に必要なのは栄養素であってカロリーでは無いと。
ちなみに、カロリーという考え方は「カロリーとは1ミリリットルの水の温度を1℃上げるのが1カロリー」という事なんです。
これって、栄養や食材を無視した考え方なんじゃないかな?と思うわけです。
そこで、MEC食はカロリーでは無く、肉と卵とチーズをメインに食べるという方法。
そのシンプルでタンパク質をしっかり摂取するという考え方に共感したんですね。
それで一度やってみようと思ったわけなんです。
書籍も買って何となくわかった感じで始めてみました。
しかし、1日やってみると頭では食欲に支配されてわかりにくくなってたのですが、僕の体が、特に腸が教えてくれたんです。
そう、「便秘」という厄介な事で教えてくれました。
実は僕は元々、便秘気味なんですよね。
それを先日とある方法で軽減して快調(腸だけに・・・)になって喜んでたのですが、今回MEC食をした瞬間に便秘に戻ってしまいました。
便秘は病気の根源だと思ってるので、こればかりは止めなくてはいけません。
僕のMEC食は1日で断念する事にしました。
MEC食で食べても良いチーズの安全性は?
それから、食べる食材の事を気にしてみました。
もちろん、推奨されてる食材は質の良いものでしたが、そこには食費という現実が待ち受けています。
- 肉はグラスフェッドビーフが良い(グラフェッド=牧草)
- 卵も平飼いのものが良い
- チーズも同じく
そうなると、近くのスーパーでは手に入りにくいものばかりになります。
材料費も急に値段が跳ね上がりますし。
これは現実的ではないと。
そして、普通の食材にしてみると、どうしても気になる点が多々あります。
例えば、食べる肉に関しては、どういう育てられ方をした肉なのかが気になります。
最近では、早く飼育して利益を上げたい農家がとる方法で、ホルモン剤を使ったり病気にならないように抗生物質を使ったり、コストを考えてギュウギュウ詰めの(牛だけに)環境で育てたりとか・・・
あまり良い噂は聞かないのです。
それは卵も然りです。
さらにチーズでは、プロセスチーズという種類があるのですが、ナチュラルチーズを加工して作られてるチーズでナチュラルチーズよりも安価で手に入ります。
そのプロセスチーズは、乳化剤をつかったり保存料や着色料を使ったりしているんです。
栄養素的にはMEC食は良いのかもしれませんが、コストを抑えるとたちまち食品添加物の事が気になります。
本当に、これで良いのかと。
こういう食材を日々食べ続けると、逆に病気になりはしないかと思ってしまうわけです。
もっと、自然な食べ物で自分の体を作りたいなと思ってしまいます。
MEC食で便秘になってしまいました
結果、MEC食で便秘になってしまったわけですが、便秘は百害あって一利なしなので、これは早急に解決しなくてはいけません。
「汚れた腸が病気をつくる」という書籍には衝撃的な画像が載っています。
それを知ってる僕としてはなんとしても腸の大掃除をしなくてはいけません。
「食べる」という事は毎日のことなので本当に重要です。
なので、僕はどういうものを食べていけば良いのかを追求したと思ってるんです。
もしかしたら、動物に草食動物や肉食動物が居るように、人間にも肉食系と草食系たいるのではと。
そんな風に考えてみたりしています。
なので、人間ならこういうものを食べましょうという事では、その人にとって合わないという事が出てくるのではと思ったりします。
MEC食まとめ
日々の健康を意識するなら、毎日の食事を考えなくてはいけない時代になっています。
便利さを取って食品添加物まみれの食材を食べて病気になんてなりたくありません。
保存料やアミノ酸、着色料の入ってない食材をスーパーで買おうとすると至難の業になります。
そうです、ほとんど買えるものがありません。
そこに、小麦粉まで(グルテンフリー)なくそうものなら、乾物系くらいしか食べるものはありません。
これから、そういう食材の事も記事にしていきたいと思います。
ライフスタイルもシンプルに。
食べる食材もシンプルにしていきます。