ZHIYUN WEEBILL-Sを購入して3ヶ月。
いろいろ使い方を考えて試行錯誤して来ました。
使って良かった事、イマイチなところ、様々感じています。
僕がZHIYUN WEEBILL-Sを購入した理由は以前持ってた3軸ジンバルのPilotflyTravelerが重さに耐えられなくなったのが理由です。
これから動画を撮りたい、安定したえいぞうが撮りたいという方に、購入前に注意しておいた方が良い点。
購入はしたけれど、もっと使いやすくする方法が知りたいという方。
そんな方に向けて記事を書きましたので、参考にして頂ければと思ってます。
ほとんどのレビュー記事はカメラを載せるセッティング方法ばかりなので、違う角度から書いてみました。
ZHIYUN WEEBILL Sの便利な使い方とアイテムの紹介
箱から出した基本セットはこんな感じなのですが、色々と便利アイテムを付けてます。
まずマンフロット風のクイックリリースを各所に付けてます。
それから、腕の負担を減らすようにPeakDesignのアンカーを付けています。
こちらはα6600なのですが、普段から底面にPeakDesignのデュアルプレートを付けています。
これを基準にカメラをベルトに付けたりリュックのベルト部分に付けたりという使い方をしているので、ジンバルにも応用しています。
これがZHIYUN WEEBILL-Sのクイックプレートにクイックリリースプレートを付けた状態です。
ジンバルにセットした後でも簡単にカメラを外し、再度バランス調整無しでカメラを取り付ける事が出来ます。
クイックプレートに取り付ける時はこんな感じではめ込みます。
ワンタッチで取り付けられるのが便利です。
しかも、外れる心配がほぼ無いのも気に入ってます。
そしてZHIYUN WEEBILL-Sのミニ三脚にも応用して使ってます。
これね、ZHIYUN純正のクイックリリースが売ってるので、それも買ってみたのですが・・・
よく考えると、汎用性が無いんですよね。
例えばジンバルを三脚に乗せてタイムラプスをしたいとか。
現場では色んな事を考える訳ですよ。
それなら、ZHIYUN WEEBILL-Sにもカメラと同じくクイックリリースプレートを付ければ良いやと使ってます。
そして、スリングモードでも使えるように上にも付けてます。
これが、スリングモードの時にワンタッチで付けられるようにした状態です。
純正に比べると、引っ掛かりがあったりと多少の不便はありますが、慣れると直ぐに対応出来るので、今は困ってません。
価格もこちらの方が3分の1程度で揃えられるのもリーズナブルで良いかと。
ただ、見た目は多少大きくはなりますが、その辺は汎用性を考えての優先順位ですかね。
これが、現場でセットする時の状態です。
コントロールケーブルは僕の場合必須になってるので、忘れずにポーチに部品を入れています。
ZHIYUN WEEBILL Sフォーカサーセットを買ってみて
ZHIYUN WEEBILL-Sはフォーカサーセットを購入しました。
一本だけマニュアルレンズを持ってるので、フォーカスをコントロールしたいと言う事で買いました。
SAMYANG 12mm F2.0というレンズなのですが、α6600用の唯一の広角レンズで明るいものです。
パッケージはこんな感じです。
この中の部品を右の百均で買ったポーチに入れています。
使う部品はこんな感じです。
割と小さな部品がバラバラになって入っています。
ZHIYUN WEEBILL-Sに組み付けてみました。
こんな感じで、さらに仰々しくなります。
バランス調整もやり直す事になりますし、割と時間が掛かります。
マニュアルレンズに専用のベルトを巻き付けるのが割と面倒なんですよね。
それからフォーカサーの部品を本体に付けて行きます。
細々したネジや部品を組み付けて行きます。
モーターユニットからケーブルを本体アーム部分に付けてからバランス調整を終えて状態です。
ここまで来て、やっと使えます。
以前、夜の現場でセットをした事があるのですが、部品が黒いので無くしそうでストレスを感じました。
何か、ワンタッチで取り付けるもので無いと、現場レベルでは面倒で使わなくなります。
ZHIYUN WEEBILL Sはオススメなのか?
正直言いまして、ZHIYUN WEEBILL-Sの基本性能の滑らかに動かすという意味では不合格です。
使いにくい製品です。
僕はPilotflyTravelerを最初に使ったので、これが基準になってるのですね。
そう考えると、ZHIYUN WEEBILL-Sは滑らかさに関して言えば不良品だと思います。
例えば、斜め上の動きはなんとか騙し騙し使えても、斜め下には動きません。
パンフォローモードからオールフリーモードにトリガーを押して使っている時に不便を感じてます。
トリガーを離すと、突然ホームポジションに戻るんです。
す〜っと滑らかに動かしていて、急にガクッと戻るので編集で誤魔化さなくてはいけなくなります。
使いたい理想のジンバルは?
ZHIYUN WEEBILL-Sを何故使ってるか。
それは単純に持ち運びが便利だからという1点だけです。
重量もソコソコ持ち堪えるのもありますが、このクラス(中堅)では本体が小さい。
バックパックに簡単に入るという事が僕にとってのメリットです。
それから、街中を撮る時にスリングモードにして撮影していると、撮ってる感が減ります。
前から歩いてくる人なんかも撮られてる感が無く自然に通り過ぎてくれます。
そんな所かな?
もし、映画のような映像が撮りたいという思いでジンバルを探しているのでしたら、ZHIYUN WEEBILL-Sはオススメ出来ません。
単純にジンバルとしての基本性能は低いという事を知って欲しいと思います。
基本性能であれば、MOZA AirCross2やDJI Ronin-S、SCなどが良いと思います。
僕の理想の3軸ジンバルはZHIYUN WEEBILL-Sの基本性能が良いモデルが欲しい。
このスタイル気に入ってますし、コンパクト性ではトップです。
本当に、残念な製品だなと・・・
ZHIYUN WEEBILL Sの使い方のまとめ
では、最後にZHIYUN WEEBILL-Sの使い方のまとめです。
僕の使い方はカメラに取り付けてるPeakDesignのダブルプレートを基本にシステムを組んでます。
ZHIYUN社の純正クイックリリースを使わず、アルカスイス規格のクイックプレートを各所に取り付けています。
フォーカサーシステムはほぼ使わなくなります。買う必要無かったと思ってます。
カメラに電源供給すると、割と早くバッテリーが減ります。2時間で半分くらい減ってたと思います。
こんな感じですかね。
もし、質問などありましたら、気軽にコメント欄に記入して下さいね。
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